2017年2月

こんにちは。 セルフペイント担当の竹藤です。

ついこないだ2月になったばかりだと思っていたら、もう月末ですね。

あっという間に毎日が過ぎていったように感じます。

 

先日、鵠沼にあるヨガスタジオ ジョーティの“Yoga with Delicious Foodワークショップ”に参加してきました。

ヨガの体験は何度かしたことがあるのですが、大手のヨガ施設に行くことが多かったため、

ジョーティのような個人でヨガをやられている方のところへ行くのは初めてでした。

ヨガとお料理教室を一緒にやるなんて珍しいと思い、とても興味深々で鵠沼に向かいました。

 

Bgimage_45998_2

ジョーティのヨガスタジオは築50年の古民家です。

講師のCHAKIさんのお祖父さんが設計した家で、CHAKIさんご夫婦のご自宅でもあります。

窓から見える緑と差し込む光がとても心地良い中、静かにヨガが始まります。
一般的に流行っているヨガはストレッチや体を動かすことを目的としているものが多いように感じますが、

ジョーティのヨガは哲学的でヨガの古い文化を感じることができます。

だからと言って難しいことはなく、CHAKIさんのやさしい声がスルスルと耳に入ってきます。


今回のテーマは「過去でも未来でもなく”今”という時間を意識する」こと。

 

自分が行っている行動のひとつひとつに意識を向けること。

普段なかなか意識することがありませんでしたが、

”今”に意識を向けることによって、そこに自覚がうまれ、

充実感を得られるような気がしました。

 

CHAKIさんのヨガで心地良くなったあとは、奥様のアキさんのお料理教室です。

みんなでランチを作っていきます。

16923972_627690877440500_583708922_

 

16933692_627690144107240_62252009_2



今回はバレンタイン間近の開催だったので、

抹茶のティラミス、抹茶ソースで食べる白身魚のディル蒸しなどをメインで作りました。

サラダ担当になった私と森ちゃんは野菜をひたすらちぎりながら、

CHAKIさんとリビングをどんな色にペイントするか楽しくおしゃべり。

アキさんが考えたレシピはどれも美味しく、お家で試したくなるものばかり。

16933360_627690544107200_1311276126

16976343_627690557440532_1070971888

築50年のご自宅は、積み重ねられた年月を感じるとともに、

掃除や手入れがきちんとされていて、とても大切にされているのが伝わってきました。

改めて自分の住まいの手入れをすることの大切さに気付かされました。

CHAKIさんとアキさんの周りに集まる人たちも温かく、

このままジョーティに住み着きたくなりました。

鵠沼に住むご近所さんたちのお話しもとても興味深く、

鵠沼という土地を住んでいる方達が誇りに思っているのが伝わってきました。

16901921_627690114107243_2066716421

ヨガはサンスクリット語で「つながり」という意味があるそうです。

ポーターズペイントをご購入いただいたお客様には、

「ご家族やお友達、ご近所の方なども誘って塗ってくださいね」と、お伝えしています。

みんなでペイントすることでその場につながりが生まれ、

塗った人たちがその場を大切にしてくれるようになったら、

きっとジョーティみたいな心地良い場所が増えると考えているからです。

そしてそんな心地良い場所とつながりを誇りに思ってもらえたら。

ポーターズペイントはそんなつながりを作るお手伝いもしています。

 

いろんな情報や音に囲まれてあくせく過ぎていく日々の中、”今”という時間を意識する大切さ、

そこに生まれる心地良いつながりを感じ、とても充実した休日となりました。

16933555_628013484074906_935704448_

16976237_628013487408239_1785746484

Photo by Nobuyuki Kishimoto

 

【STUDIO JYOTI】

HP :http://www.yogastudiojyoti.com/

ブログ:http://tasty.typed.com/blog/diy

※アキさんのブログにてポーターズペイントをご紹介いただいてます!

こんにちは、PORTER'S PAINTS SHOPの渡辺です。

みなさま料理家の土井善晴さんが書いた『一汁一菜でよいという提案』という本をご存知でしょうか。

一汁一菜とはごはんを中心として汁(お味噌汁)と菜(おかず)のそれぞれ1品を合わせた和食の原点となっている食のスタイルです。

E71d7970bfad4d5cbd660e0e20b1b6bd_1

著者の土井さんはその『汁』を具沢山にすることでわざわざおかずを考えたり作らなくてもそれだけで充分一汁一菜になる、ということをこの本で提唱しています。

味噌という日本の伝統的な自然派調味料に、主食であるお米、そして栄養素たっぷりの野菜。

この組み合わせは不思議と飽きもなく、味噌には比較的何を合わせてもおいしくなり、食べた瞬間何かほっとする。

日本人の体や記憶に組み込まれているものだからこそなのだと土井さんは言います。

*****************

本のコンセプトとしては日々の料理が大変だったり、何かの理由で料理ができない、しない、でもご飯はしっかり食べたい、栄養を取りたい・・・そういった悩みのある方に向けて、手助けとなる提案をしているというものですが、わたしはこの一汁一菜の提案の中に『普通の良さ』を垣間見ました。

というのもある一文に非常に納得したからです。

それは、私たちが良く誰かの手料理や家庭料理などを食べたときに『普通においしい』という感想を抱くことが多いと思いますが、それこそ私たちが小さい頃から慣れ親しんだ味、日本人としてそれがおいしく安心するものだと心と体が覚えているからこそ、『普通においしい』という言葉が口からでるのだというものでした。

美味しいステーキやファストフードもおいしいと感じますがそれは人工的に作られた『美味しさ』であり、真に体が喜ぶ美味しさではないと。

確かにお味噌汁を飲んだりした瞬間ってなんだか体が喜んでいるような、そんな感覚がありますよね。

********************

「普通」は時代やはやりなど、そういったもので徐々に変化していくものです。

しかし普遍的な、例えば上の話でいうと私たち日本人の主食はお米であり、それと合わせていただくお味噌汁は定番。

そしてそれが「普通においしい」。

ペイントに置き換えると実は「普通」は存在しないと思います。

文化的にはペイントすることが「普通」な国もありますが、日本はそうではありません。

ただ、「白い壁」や「壁クロス」が一般的、つまり「普通」とみなさん思っている方が多いと思います。

これは時代の流れや技術の発達、いろいろな要素から生まれたものです。

ぜひその考えを払拭し、ペイントという選択肢もみなさまの生活に取り入れていただきたい、と私たちは思っています。

ポーターズペイントはもともとヨーロッパの建物の修復技術を応用し現代に取り入れた歴史あるペイントです。

落ち着きのある多弁な色はさもそこにあったかのような空間を作り出すことができます。

その壁のある空間はきっと『なんだか落ち着く。』と、お味噌汁とごはんを食べたときのような安心感と『なんかいいよね』といった感覚に包まれていただけると思います。

ぜひご興味のある方はショールームまで体感しにいらしてくださいね。

今日はそんな「普通」について考えてみたブログでした。

本日もお読みいただきありがとうございました。

それでは今日はこの辺で。

こんにちは!

PORTER'S PAINTS SHOPの渡辺です。

みなさんは何か特別愛着を持って使っているものや大切にしているものはありますでしょうか。

時計やペン、カバンや靴など、人それぞれこだわりがあったりするものがあると思います。

私は最近、キッチンで使う道具を徐々に『良い物』に替えることをしています。

『良い物』というのは私にとっては、『適材適所でメリットを最大限に引き出すことができ、また長く使うことができ、使い込むごとにその風合いや使い勝手、使い心地が良くなるもの』です。

例えばこちらの玉子焼き器。

1b83a4d955fb420eb669388c719d52de

こちらは合羽橋で購入した銅製の玉子焼き器です。

フライパンなどは鉄製のものが手入れは難しくもより美味しく仕上がり長く使えることで有名ですが、実は卵焼きにおいては熱伝導性の良い銅製のものの方がよりふわっとした玉子焼きができるのだそうです。

そして銅製なので緑青という青い錆ができやすいのですが、鉄製のものと同様に手入れをしっかりとすることで長く、そして使い込むことでより手になじむかのように使いやすくなっていくという特徴があります。

こうして良い玉子焼き器や他にも良い調理道具を使うことで私の好きな料理をより充実したものにしてくれたり、より美味しく作れることで自信がついたりするので料理がより楽しくなるというメリットがあります。

***********************************

ポーターズペイントにこのお話しを重ねると、ポーターズペイントではLIME WASH BRUSHという専用の刷毛を使って塗っていただいております。

D0fb094997f8490199f25b83f50f59ab

こちらの刷毛はイタリアのオメガ社という刷毛の会社で作られている特注品です。

猪豚というイノシシの毛から作られており、粘度の高いペイントを塗るために適したコシとしなやかさを持ち合わせています。

そしてペイント後の刷毛は丁寧に洗い、ブラッシングし、メンテナンスをすることで、長く使っていただくことができます。

刷毛を洗ったあとと乾かしたあとのお写真↓

761bf285debc4c969cef00744018faff

湿っている状態ですね。

こちらをドライヤーで乾かします。

5c8e78182ba248f4b564df893ac36a1c

こんなにふわっとなります。

このようにしっかりメンテナンスしていただくことで見た目は新品には戻りませんが、より風合いが増し手になじむようになってきます。

そしてペイントするごとに色付き、どんどん刷毛の歴史が塗り替えられていくという点も、面白いところだと感じています。

お客さまにレンタルしている刷毛も、帰ってくるたびにその色と表情を変えてきます。

ぜひLIME WASH BRUSHをご購入いただいたお客さまも、レンタルしていただいたお客様も、大事なご自宅の壁を塗るための道具である刷毛に愛着をもってお使いいただければと思います。

********************************

さて、このように良い刷毛を使うことでよりペイントの良さを引き出すことができる、これって先ほどの料理の話と似ている!と感じていただけると幸いです。

みなさんもぜひ持ち物や道具に愛着をもって、味方につけ、より豊かな生活が送れるように意識してみてはいかがでしょうか。

今日はそんなご提案でした。

それでは今日はこの辺で失礼します。

お読みいただきありがとうございました。

ブログをご覧のみなさまこんにちは。

PORTER'S PAINTS SHOPの渡辺です。

少し温かな日が続いたかと思えば雪が降るほど冷え込んだりと、安定しない気温の日々が続いていますね。

みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

さて、そんな春の雰囲気もまだ感じられなさそうな近頃ですが、我が家にはいただきもののヒヤシンスが花を咲かせてくれています。

Img_3183

どんな色の花を咲かせるのかと心待ちにしていたこともあり、可愛らしいピンクの花が咲いたときはなんとも言えない喜びに包まれました。

可憐な見た目だけでなく、部屋に甘い香りも漂わせてくれています。

先日は会社にもお花が添えられました。

0ce2735b70fe431faecaacf3e40677e0_1

神宮前のVOICEさんというポーターズペイントをセルフペイントしていただいたお花屋さんの花たちです。

数日間、会社のエントランスやショールーム、キッチン等で空間を華やかに演出してくれました。

VOICEさんは"こえを聴き、こえを届ける"をコンセプトとされており、生産の場の想いや声を届け、よりお客様に花を飾るということを身近に感じてもらいたい、そういった願いを込めてお店にVOICEという名をつけたそうです

ポーターズペイントは❝壁一面からはじまる街づくり❞を掲げ、よりみなさまにペイントを身近に感じていただきそこからその地域や街を元気にしたい、そういった想いをもっています。

VOICEさんとポーターズペイント、双方のコンセプトや抱いている想いにとても共通点を感じます。

モノは違えどどちらも心を豊かにし、心地よい空間づくりのお手伝いをしてくれます。

そして、花とポーターズペイントはとても相性が良いということもお伝えしたいポイントです。

ポーターズペイントの顔料はオーストラリアの自然由来のものから作られており、その種類は16種類と世界最多となっております。

その自然由来で多彩な顔料を組み合わせることで多弁かつ奥深い色を表現することができます。

自然由来の顔料なのでその発色はいたって落ち着いており、さもそこにあったかのような色合いを表現してくれます。

そんなペイントだからこそ花や木といった自然素材のものと非常に相性が良いと言えます。

ぜひ、みなさまも気軽に花を飾ったり、壁一面からお部屋に色を添え、豊かな空間づくりをしてみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこの辺で。

本日もお読みいただきありがとうございました。