皆さんこんにちは。
伝統文化萌えカラーコーディネーター安田です。

皆様ご自宅に使われている壁の仕上げの色は何色でしょうか?
「白い。」という方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

悲しいことですが、「白は無難だから」という理由で標準的に使われていることが非常に多いのが実情です。
ところがその「白」、実はよく考えないと、とても難しい色なのです。
下をご覧ください。

Leaden_cashmere


<周り>LEADEN
<中心>CASHMERE
上の色見本で見ると、
中心のCASHMEREは白く見えますね。

では、こちらはどうでしょうか。

Cashmere_snowwhite



<周辺>SNOW WHITE
<中心>CASHMERE
中心には、上と同じくCASHMEREが配されていますが、
今度は、周辺のSNOW WHITEが圧倒的に白く、
CASHMEREは暗く見えます。

本来色のついたCASHMEREも、より色の濃く暗いものと隣り合うと白く見え、
CASHMEREよりも薄く明るいものと隣り合うと、くすんで見えます。

そうです。
「白」とは『相対的な色』なのです。
隣り合う色との色相差(色の違い)、明度差(明るさの差)の大きさによって、
「白い」と知覚するのです。

実際、メーカーによって同じ「白」でも全然色が違うことはよくあります。
例えばスイッチプレート。
照明用と床暖用とコンセント用で、全部違う色になっていたりしませんか?

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さらに、白は性質として
・進出色:前に出てくるように見える
・膨張色:膨らんでいるように見える
・反射色:光をよく反射する
という視覚効果があるのです。

無難だから、という理由で選ぶと、
光の反射がうるさかったり、
汚れが目立ったりと、
実は悩まされることが多いのです。

白を使う場合は、よく考えて使われることをオススメします!
では。

こんにちは。
セルフペイント担当の竹藤です。
今回はセミナーのお知らせです。
NENGOでは、不動産オーナー様向けに「本当にためになる」知識や情報をお伝えするセミナーを開催しています。


■2月21日(日)10:30~「カラーマーケティングセミナー」
ロータスパレット代表である吉田まり子様にお越しいただき、
「色」による差別化、活用方法をお話頂きます。
「賃貸物件で色?」なかなか着目されない部分かもしれません。
だからこそ、差別化に結びつくアイディア、多くの気付きを得て頂けるセミナーです。
この他にも、2月28日、12日のリノベーション事例見学会など、
様々な情報を得て頂く機会をご用意しておりますので、
イベントページ、告知をお見逃しなく。

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本日はドミナントトーン配色のお話を。

ベースカラー75%+アクセントカラー15%+10%。
王道のセオリーでも十分に素敵なカラーコーディネートを実践いただくことが出来ますが、
ありふれた色選びよりも、1つ上のセンスを色で表現してみたいという方に向けた色選び
ドミナントトーン配色をご紹介いたします。

ドミナント=支配するという意味です。

同調(トーン)でいくつもの要素が集まることで纏まりが得られるというカラーコーディネート
を鹿児島の「Backen」さんの施工例からご紹介いたします。

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PORTER'S PAINTSの4色、
タイル、フローリングと壁の木材、家具、
そして商品のパン。

色の要素はちょっと多め。

でも心配ありません。同調(トーン)で集められた色はどれかが主張することがない代わりに、
まとまり感と伝えたい印象が暗に伝わってくるという2つの効果を出すことに成功しています。

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空間をつくるとき、アクセントカラーのペイントで分かり易く印象を与えることもできますが、
このように幾つもの色で伝えたいイメージを優しく演出することもできるのです。

そっと馴染むように、生活に添えるように色を揃える事で、今までよりずっと素敵なカラーコー
ディネートを、PORTER'S PAINTSではご案内することができますので、ご相談をお待ちしております。

カラーコーディネーター 中込

「Backen」
施工はPORTER'S PAINTSの鹿児島代理店Nuff Craft(担当:東)が担当しております。
その他全国に代理店でも、色相談・施工工事を承っております。

こんにちは、PORTER'S PAINTS SHOP Tinterのスズキです。
道を歩いていてふと近所のマンションのベランダを見上げたら、鯉のぼりが泳いでいました、っと思いきや鯉のぼりカラーの洗濯物が青空にはためいていました。色で物を判断してしまう事ってありませんか??色の固定概念ですね。日本人はビニールクロスに囲まれる生活に慣れているため「壁は白いもの」と決め付けがちです。
本来は全くそんな事はなく、何色に彩っても良いのです。お部屋を囲むほとんどの面積を決まった色ではなく好きな色がつけられるとしたら、、、わくわくしますよね。一度、壁が白以外の生活、想像してみてくださいね。
写真は本社のトイレ。トイレの白が映えますね。

Photo


〇スズキ ハナエ〇

皆さんこんにちは。
伝統文化萌えカラーコーディネーター安田です。

「心地よい空間」を考えるとき、
インテリアのデザインなどの表層的な美しさもさることながら、
お部屋の温熱環境をきちんと整えることが大変重要です。

今日は、体・環境に優しく、かつ、デザインの優れた冷暖房システムのお話です。


<エアコンの悩みどころ>
この時期、暖房が手放せないですが、
暖房といえばエアコンが主流の時代です。
ところが、
エアコン暖房をつけていると、どんどん空気が乾燥していって、、
喉が痛くなったり、肌が過乾燥になってかゆくなったりしますよね。
アレルギーやアトピーをもっている人にはなかなか辛いものです。

デザインに目を向ければ、エアコンについては、
どうしても部屋のなかでぽっかりと浮き上がってしまう、という問題もあります。


<アルミ輻射冷暖房システム>
そんななかで、
「温熱環境」も「デザイン」も心地よい空間を、
一気に作り出してくれるのが、アルミ輻射冷暖房システム「ARH&c(アーク)」です。

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まずはこのデザインをご覧ください。
シャープでソリッドなデザインは、
お部屋の壁に同化させることもできれば、反対にアクセントとして際立たせることもできます。
壁にすっぽり収まり、カラーバリエーションも今後増やしていく予定です。

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<輻射とは>
「輻射冷暖房」と聞いて、あまりピンとこないかもしれません。
輻射というのは、
暖房に例えると「日向の暖かさ」「薪ストーブの暖かさ」と同じ理屈です。
冷房に例えると「トンネルの中の涼しさ」と同じ理屈です。
これらは空気に依存せず、
私たちの体を直接温め、そして冷ましてくれるのです。

「空気に依存しない」ということは、
暖房してもお部屋が乾燥しない、ということです。
冷房すると積極的に表面を結露させることで、ムシっとした夏の部屋の湿度を快適なところまで下げてくれる、ということです。
そして、暖房ムラ、冷房ムラがない、ということです。

また、たいていのエアコンの冷媒に「フロン」が使用されているなかで、
このARH&cでは冷媒に「水」が使われていることもポイントです。
温室効果ガスの流出を防ぎ、環境にも優しいということです。

身体的な心地よさとともに、
感性にも訴える心地よさ。
まずはご体感いただくのが一番だと思います。
是非是非ご連絡くださいませ。

では。