こんにちは。
セルフペイント担当の竹藤です。
今日はTinterの鈴木による、「ポーターズペイント勉強会」がありました。
参加者は最近NENGOに入社したばかりの出蔵さん林さんです。

オーストラリアで生まれたポーターズペイントは、
創始者のピーター・ルイスが亡き祖父の日記を見つけたことから始まりました。
そこには伝統的な塗料と、現代の技術を結びつけるメソッドが記載されていました。
ポーターズペイントはオーストラリアでもホームセンターで購入することができず、
専門のペイントショップでのみ購入が可能です。
思い入れのあるペイントは、思い入れのある売り方をする。
1人ひとりのお客様を大切にしているペイントです。

ポーターズペイントは「色」や「表情」に注目されやすいですが、
私たちはピーターの「思い」もとても重要だと思っています。
またその「思い」を伝えていくのも私たちの役割です。
担当がついて1人ひとりのお客様をご案内する販売方法には理由があります。
社内のスタッフにも深く理解してもらい、
スタッフみんなで「100年後の街つくり」に繋げて行きたいです。

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皆さんこんにちは。
伝統文化萌えカラーコーディネーター安田です。

私事ですが、昨年末に、子供が生まれました。
子供が生まれると、
自分よりも「大切で弱い存在」であるわが子のために、
これまで自分を取り囲んでいた環境について、
一歩踏み込んで考えるようになりました。

温熱環境、使われている素材、デザイン、色、などなど、
育児をするの適した住空間とは、どんな空間だろうか??と。

そんなことを考えているときに大学の同級生で設計のSoi大和田くんに教えてもらったのがこの本です。

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「家と体」 鈴木恂
(くうねるところにすむところ 22 子どもたちに伝えたい家の本 )

この本には子供が育つ中で獲得する「心地よさ」に繋がる大きな気付きがありました。

”身体はたくさんの物差しからできている。「触れる」「触る」ことから、家の素材がもつ肌合い、微妙な温度、家や空間の大きさ、存在感を確かめる。”

そんな趣旨の中に、
住宅内での「手のひらの記憶」、「足の裏の記憶」など、
「身体の物差し」に基づいた心地よさ、
子供が成長過程に経験するであろう「無意識の気付き」というものがありました。

壁、床、ときに天井、間仕切り(壁、カーテン等のファブリック)etc・・・
素材の検討をする際、殊子供の身体に触れるものについては、
そんなところに想いを巡らすことを大切にしたいものです。

ポーターズペイントにも多くの素材があります。
壁の素材、表情を選ぶときに、
「子供の活動」を考慮することは意外と大切です。

例えば、
STONE PAINT COARSE
は石英の粗い骨材の入った素材です。
<↓STONE PAINT COARSE>

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光との相性が最もよく、陰翳を楽しむには一番オススメです。
・・・が、子供は無意味にも壁に身体を押し付けることありますよね。
よっぽど激しくこすらなければ大丈夫ですが、
肌に傷ができてしまうのが気になる方には,
同じく陰翳を楽しめる
STONE PAINT FINE
がいいかもしれません。
<↓STONE PAINT FINE>

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※もちろん、空間を構成するなかで、重視する「心地よさ」が異なる場合は、素材の選び方も選ぶ基準も変わってきます。ご了承ください。m(_ _)m

またポーターズペイントは、
刷毛で塗っていくペイントです。
美しく、心地よい空間をつくることと同時に、
「補修(タッチアップ)」や「塗り替え」を通して、
子供と一緒に空間つくりをできるのです。

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子供に「自分の居場所」としての愛着を持ってもらうことにもつながり、
そこから子ども自身が、「自分の心地よい空間」を獲得していく、成長していく
要素にもなりますね。

考えは尽きませんが、では。

こんにちは、PORTER'SPAINTS SHOP Tinterのスズキです。
色の雑学事典なるものを読んでいたのですが、食欲がなくなる色、ダイエット効果がある色がブルーだと書いてありました。たしかに、鮮やかなブルーの食べ物ってあまりないし、真っ青なお皿での食事もあまりしたことないな、と。逆に食べ物をおいしそうに見せてくれる色は黒だそうです。黒には額縁効果という効果があり、囲んだ色を鮮やかに見せてくれるんだそうです。という事で、今回はPORTER'S PAINTSの色鮮やかな黒を黒をバックに写真を撮ってみました。たしかに、黒の違いが分かりやすいです。色って単体でももちろん色として存在しますが、比べる事によってより存在感が増すもの。おもしろいですよね。

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〇スズキ ハナエ〇

皆さんこんにちは。
伝統文化萌えカラーコーディネーター安田です。

皆さんにとって「心地よい空間」とはどんな空間でしょうか?
十人十色、千差万別、思い思いの空間が頭をよぎるかと思います。
そもそも「心地よい」という感情の定義もばらばらですね。

「心地よさ」という感覚を自分なりに分析してみると、

【生物的心地よさ】
 温度、湿度、着衣量、音環境、照明環境、素材温度、その他…

【感覚的心地よさ】
 空間のテイスト、好き嫌い、素材の選び方・使い方、色、その他…

この二つに大きく分けられると思います。
これらのなかで、各人重視するポイントが異なり、
「心地よさ」に差が出てくるのだと思います。

例えば、
心地よい空間を「心と身体が休まる空間」と定義してみましょう。

昨年の春先、能登へ旅行した際に宿泊した『湯宿さか本』。
http://www.asahi-net.or.jp/~na9s-skmt/
こちらでの空間体験はまさに「心地よい」ものでした。
建物自体は築20年程度とおっしゃってましたが、
古材をふんだんに使用しており、経年の美しさが建物全体に流れてます。

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広い玄関土間、薄暗い廊下、囲炉裏のある広間、漆塗りのお風呂…
全てが清潔に保たれ、
ときに陰に満たされ、
ときに輝きを放ち、
きしむ床材も、囲炉裏の炭の爆ぜる音も、
日本の空間ならではの外部と内部空間の一体感が、
この上ない「心地よい」調和を生み出してました。

さて、こんな体験も、私自身の趣向が大きく反映されています。

私たちの扱う「PORTER'S PAINTS」は、
色と素材から「心地よさ」を創り出すことを旨としております。

是非弊社までお越し下さい。
「心地よさ」について一緒に考え、
最適な空間創りのお手伝いができればと思います。


では。

今日は岐阜の代理店 KsArtさんのオープンハウスのお知らせです。
今回はなんと、お施主様のご厚意により約3ヶ月の期間、
内覧会をされるそうです。下記の期間ご覧いただけます。

開催期間:H28年1月30日〜H28年4月24日(終了日予定)
場所:岐阜県可児市広見(詳細はご予約された方のみ連絡)

外装も内装もポーターズペイントで仕上げられています。
様々なテクスチャーもご覧いただけますし、色もご参考にしていただけます。
全体的に色味の入ったシャープな色合いから、お部屋によって
色の変化のある空間にもされています。
ぜひ見ごたえのある、心地よい空間に仕上がっておりますので、ご覧いただけると幸いです。
詳細はこちらをクリック下さい
山口

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