2015年12月

こんにちは。山口です。
ポーターズペイントにご来店される方は、
新築やリノベーションをされる方が多くお越しくださいますが、
賃貸の物件でもペイントできたら、、、と思われる方も、多くいらっしゃると思います。

そこで、賃貸物件で自由に好きに、心地よく住んでいただきたいと、
今回、溝の口の代表的な不動産「エヌアセットさん」と一緒に、
実際の賃貸物件でペイントができるお部屋をご用意しました。

自身の賃貸物件でも検討したいというオーナーの方、
実際に物件でペイントしてみたいという賃貸にお住まいの方々、
ぜひお気軽にご参加ください。

場所  :高津駅より徒歩8分
      高津区溝口5丁目の賃貸物件です。
      参加者の皆様には、詳細情報をお伝えします。
日時  :12月26日 午後1時~午後4時
参加費 :1,500円(1名)
持ち物 :脚立に上り下りしやすい格好、
     作業しやすい運動靴等
     汚れてもいい服装(エプロンはお貸し出しします)
定 員  :5組10名
参加方法:下記メールアドレスに参加人数を記載の上、
     お名前・住所等をご記入の上、直接エヌアセット様宛にお申込み下さい。
     アドレス  matsuda@n-asset.com(担当:松田)

※今回の企画はエヌアセットさんによる、
第5回○○ノクチ 企画 paint × nokuchi~~
○○ノクチは地域のコトを地域で愉しむ、
繋がることを意識した溝の口で行われている体験型企画です。

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こんにちは。
セルフペイント担当の竹藤です。
お客様から完成後のお写真をいただきました。
リビングは「PLASTER OF PARIS」を塗ってくださっています。


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ポーターズペイントは「白」を塗っても、ただの「白」ではありません。
専用の刷毛の刷毛めや、石が含まれているため独特の陰影が出ます。
この陰影が空間を柔らかく演出してくれます。
また塗った人の手仕事のあとが残る壁は、温かみを感じます。
「シンプルに仕上げたいけど、素材感もほしい」
「白は白だけど他と差別化したい」
そんな方にオススメです。

もちろん壁は白に限定する必要はありません。
少し赤みがかったベージュで塗れば、
白よりもさらに落ちついた空間を表現できます。
写真の色は「DONKEY GREY」です。


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小さいお子さんがいる場合はついつい明るい色を選びたくなりますが、
「大人が落ち着ける空間で子育てをしたほうが、子供の精神状態も安定しやすい」
なんて話しもあるそうです。

今回は全部で4色のペイントを使っています。
ほとんど間仕切りがないお部屋だったので、
色を切り替えることで空間を分けて見せています。


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奥様がとても丁寧な資料を作ってくださっていて、ソファやテーブルだけでなく、
クッションカバーなどの小物類の色などもイメージされているのがとても印象的でした!
もちろん自分の住みたい雰囲気をイメージするのが難しい方もいらっしゃると思います。
その場合は私ポーターズペイントのスタッフがご案内させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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1paintingprocess



皆様
こんにちは。

中山です。
よく塗装で「モルタル風にすることは可能ですか?」とのご相談をいただきます。

答えは、モルタルよりかっこいい風合いのある壁に出来ます。
通常モルタルは、模様やムラ感を調整することは出来ないというよりしないですよね。

モルタルの無機質な感じが好きな方もいらっしゃると思います。
質感を重視したい方は、弊社で取り扱っている「CONCRETE WASH」をご使用ください。
モルタルの石材を質感を残したまま、浸透性の塗料で色付けをすることが可能です。

内装の場合、下地は、プラスターボードでという場合が多いと思います。
その場合は、浸透系は使えませんので「FRENCH WASH」をお勧めさせていただいております。

色・ムラ感ともに調整が利きますので、
白っぽい・灰色っぽい・黒っぽいなどお望みのニュアンス・イメージで、
まるで石を貼ったような壁が表現出来ます。
もちろんモノクロにとらわれず赤・青・緑・黄・紫様々な色+ムラ感の仕上がりを用いることが出来ます。

2色使いで、色の濃淡を活かし、
施工スタッフがムラ感を調整しながら施工致します。
まさに職人仕事!!

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一般的なEP・AEPの色付けのみではなく、 表情を加えることで、空間に与える効果は絶大です。

自分だけの色・ムラはたまた空間がいいという方には、
絶対ご使用いただきたいペイントです。

我々もそのこだわりにプロとしてのこだわりを持って、
ご対応させていただきます。

それでは。

こんにちは。PORTER'S PAINTSのスズキです。
先週、青森に行って来ました。
シーズンではないですが、立ちねぶた美術館にてねぶたを観賞。色の嵐に息を呑み、まるでそこにねぶた祭り
をもってきたかのような3体の立ちねぶた。日本人の色の取り合わせっていがいと大胆。着物とかもそうですよね。柄の着物に柄の帯を締めたり。さらに帯締めなんかもいろんな色の糸が組み合わさったものを持ってきたり。
それなのにトータルで色が喧嘩せずにしっくり来る。不思議だな~。
日本の色は軽くならず、安くならず、騒ぎすぎず、くすみ過ぎない。そんな不思議なちからがこめられていると思います。
PORTER'SPAINTSにも日本の伝統色をTintした『和の色シリーズ』があるので、ぜひ、実物をご覧下さい。
写真は立ちねぶた。

〇スズキ ハナエ〇

Nebuta_2

皆さんこんにちは。
伝統文化萌えカラーコーディネーターの安田です。

私のバイブルの一つである谷崎潤一郎著「陰翳礼賛」にこんな記述があります。

「奥の奥の部屋へ行くと、もう全く外の光りが届かなくなった暗がりの中にある金襖や金屏風が、幾間を隔てた遠い遠い庭の明りの穂先を捉えて、ぽうっと夢のように照り返しているのを見たことはないか。(~中略~)私は黄金と云うものがあれほど沈痛な美しさを見せる時はないと思う。(~中略~)それで私には昔の人が黄金を佛の像に塗ったり、貴人の起居する部屋の四壁へ張ったりした意味が、始めて頷けるのである。」

本を読んでいて、文字を目で追っていて、こんなにも恍惚とした気持ちになった経験はそう多くありません。

秀吉の「金の茶室」に代表されるように、「金」というと、とかく絢爛豪華の象徴として考えられがちですが、
谷崎的に言えば、それは「隅から隅までムキ出しに明るい」空間においてのことであって、
「暗がりを持つ」日本の伝統的な空間においては、「沈痛な美しさ」へと昇華されるのです。

Photo


<金の茶室。正に絢爛豪華!>

私も最近、そんな経験をしました。

目黒にある雅叙園、「百段階段」。
こちらも、間違いなく贅を尽くした空間ですが、蝋燭や間接照明、フットライトなどの弱い光に湛えられたとき、一つの発見がありました。

「長押」や「格天井」に施された金彩です。

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<長押・廻り縁に施された金彩>

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<格天井の金彩>

なるほど、金彩が施された部分が「リフレクター」の役割となり、
光を拾って、ぼんやりと浮かび上がっていたのでした。
秀吉の金の茶室も、
夜の茶会では妖しい光に満ちて、もしかしたらこの上なく幻想的な空間になるのではないでしょうか!?

現代の空間で暗がりを持つ空間、
それは例えば寝室ですね。
ポーターズペイントの中でも
DUCHESS SATIN(ダッチスサテン)やLIQUID GOLD(リキッドゴールド)は、
そんな空間におすすめです。

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<PORTER'S PAINTS ダッチスサテン、リキッドゴールドシリーズ>

日本特有の空間要素の一つ「陰翳」。
夜の時間の長い季節に、
ご自宅をより美しく彩ってみてはいかがでしょうか?

では。