コロナにより今までにない環境になり、沢山の方が大変な目にあった一年でした。
ステイホームとなり、暮らしに対する住まいの価値観に大きな変化があり、
また働き方の見直しも急激にすすんだ中で、弊社NENGOもオフィスを移転しました。
大きな変化と変わらずに大事にしたいこと、それがこの環境でとても鮮明になったと感じます。
数年後に今を振り返るとどんなことを想うのでしょうか。
まずは、今年たくさんの沢山の方とお会いできたことを感謝します。
また来年もどうぞよろしくお願い致します。
コロナにより今までにない環境になり、沢山の方が大変な目にあった一年でした。
ステイホームとなり、暮らしに対する住まいの価値観に大きな変化があり、
また働き方の見直しも急激にすすんだ中で、弊社NENGOもオフィスを移転しました。
大きな変化と変わらずに大事にしたいこと、それがこの環境でとても鮮明になったと感じます。
数年後に今を振り返るとどんなことを想うのでしょうか。
まずは、今年たくさんの沢山の方とお会いできたことを感謝します。
また来年もどうぞよろしくお願い致します。
こんにちは。山口です。
ついにNENGOは溝の口駅近くの新オフィスに、
PORTER'S PAINTS JAPANは世田谷の玉堤に移転しました。
新オフィス:神奈川県川崎市高津区溝口2-15-1-3F
PORTER'S PAINTS JAPAN:東京都世田谷区玉堤2-15-8(google map)
PORTER'S PAINTS JAPANは目黒家具通りからも近くなりましたので、
二子玉川駅からはバスにはなりますが、ぜひお気軽にお越し頂けたらと思います。
また家具屋さんのスタンダードトレードさんの近くでもあります。
さて、今回は玉堤ではなく、NENGO本社のオフィスのペイントやカラーについて、
どのように決めたのかをここではご紹介させていただきます。
新オフィスはもちろんすべて石膏ボードや既存のコンクリートの上から塗装をしました。
またスタッフみなで作り上げようということで、ペイントは地域やお客様からのご協力も得て、全員でペイントしました。もちろん必要な個所は職人さんにもお願いしました。
NENGOにはミッション↓があります。それを芯において色決めしました。
気候、風土、歴史、文化をいかし、『らしさデザイン』をすることで
“住みたい” “遊びたい” “働きたい”街をつくります。
また、ポーターズペイントの色の特徴↓や質感もふんだん取り入れました。
『控えめで多弁な色を多く揃える』 『目をひく大人しい色を多く揃える』
NENGO本社は2Fと3Fにも分かれている為、設計さんとの話でも上下階で別空間を作りましょうということにもなりました。
そこで、今回のテーマは『対話を促す場』としました。
人同士の対話、自分自身と交わす対話、自然との対話、時間との対話です。
お客様を迎える3Fや会議室は対話を促す=リラックスできる色彩計画を、
オフィスやスタッフが使用する箇所は仕事がはかどる=集中力、アイディアが生まれるように建物に緊張と静養のバランスがあり、静であると同時に動で元気づける効果をもたらすようにしました。
・気候からは、光と影のデリケートなコントラスを体感できるテクスチャーや色の濃さを、
また顔料構成から色を決めました。
・風土からは、近くの二ケ領用水は江戸の民の生活用水として400年前からあったので、
時間軸に想いをはせるカラー、日本の伝統色をセレクト。
・歴史からは、あの岡本太郎の誕生の地であると共に、日本の原風景を読み取っていた
リスペクトを込め、岡本太郎さんが使っていた赤を再現し、一部に塗装しています。
・文化からは、日本人の繊細な色彩感覚やその遊び使いを取り入れました。
とくに色はとてもパワーがあるものですので、
例えばスタッフが最初や最後にはいる更衣室はエネルギーを与えるオレンジにしたり、
2Fはブルーで集中力を高める色を使ったり、色の心理的効果の実験の場にもしました。
これからこの空間がどのようにNENGOスタッフやお客様と混じり合い、どんなものが生まれるのか楽しみです。ぜひお近くにお越しの際は、お気軽にお越し頂けると幸いです。
こんにちは。山口です。
今日はポーターズペイントのマニアックな色についてです。
ポーターズペイントは色が美しいと言って頂くことが多いのですが、
その理由は顔料が世界で一番多い16種類という顔料を使っているということ以外にもあります。
顔料には無機顔料と有機顔料の2種類があります。
無機顔料は天然の鉱石や金属の化学反応によって得られる酸化物などで作られるものです。
コバルト、カドミウムなど。。。
有機顔料は石油などから薬品を混ぜることで沈殿させる、科学的に合成したものです。
ポーターズペイントは有機顔料より無機顔料の割合が多く、
顔料の素材自体に非常にこだわっており、世界中から品質の高い素材を選りすぐって作っています。
ポーターズペイント本社では数百色を作り出すための調合用のレシピは企業秘密ではなく、
色のもととなる顔料の16色の作り方は企業秘密で、どこにもまねされない調合をしています。
また顔料と染料はことなり、顔料は完全に水には溶けないので、
数種類の顔料が入っているポーターズペイントの色は、
朝夕見る光(長波長)や昼間にみる光(短波長)によって反射しやすい顔料は異なります。
柔らかく色が移ろい、季節や時間の変化を感じられる空間となります。
暮らしの中でそれがとても気持ちいい、楽しいとおっしゃる方が多いです。
また光の入り方によって同じ壁でも、面によって色が違って見え、
とても奥行ある空間にもなります。
なのでカラーカードも1枚1枚、印刷ではなく本当の塗料で塗っています。
WEBで色は選べないのですか?と質問が時々ありますが、
WEB上の色でのは、混合色の法則も異なるので色が異なって見えます。
とてもお手数ですが、私たちは実際の色をみていただき、
色を手にとって、楽しんで選んでいただく時間を作ってもらえたらと思っています。
今日は商品をご紹介します。
弊社にはWOOD WASHという塗料がございます。こちらは木材に浸透させるタイプの塗料です。
塗膜はできないので木材の表情や木目はそのまま活かせ、かつ着色することができます。
今日は家で使っていたアウトドア用のテーブル兼ラックの天板を作ってみました。
ホームセンターで木材をカット。ホームセンターによりますが、1カット¥50×2でできました!あとは糸鋸で四隅をカット&やすりがけ。
DIYはやっぱり楽しいとサクサク作業を進め、、、
最後にただの合板の表面じゃ味気ないということで、WOOD WASHをペイント。
こちらはサラサラの液体で塗りひろげやすいです。
浸透した部分だけをふきとるので、刷毛目など気にせず、子供と一緒でも大丈夫です!
私は1度塗りだけだったので少し薄めに仕上がりました。
2度塗りをするともっと濃いグレーにすることもできます。
乾燥もあっという間で、すぐに完成!
やってみると楽しいので、ぜひDIYにご検討ください!