スケールのお話し

スケールはごく稀にですが人を評価する言葉として使われますね。「スケールが大きい」とか「ちっちゃ」とか。日本語に訳すと器になりますでしょうか。

ただ、人を褒める時に「あなたはスケールが大きいですね」とはあまり言いませんね。強いて言えばナポレオンを評する時ぐらいでしょうか。
私も昔からいつの日かスケールの大きな人間になりたいと思って生きてきました。私ぐらいの人ならいつかはそんな風になれるのだろうと信じていましたが、半世紀を越えても一向にその徴候は現れません。
先日、会社の色の魔術師H林さんに
「リフレッシュ休暇で長期休暇とるよ」
「1ヶ月?」
「いやいや1週間」
「ちっちゃ」
と言われました。どうもそんな毎日です。

実はこんな話しをするのも宮本浩次のコンサートチケットが当たったからなのです。
自慢?実は自慢です。ちっちゃ。6月に行ってまいります。

そしてその宮本さんの曲の中で最近お気に入りの曲がシャララで、歌詞がスケールのお話っぽいのです。決して成功したぜという歌詞ではないのですが、なぜか勇気が出てきて日曜日の夕方などに聞くと励まされます。
説明は難しいので一部抜粋します。ごめんなさい宮本さん歌詞使わせて下さい。

星に願いをかけた二十歳の頃
いかした大人になりたいってよ
粋で洒落てて金持ちで
愛する人のために命さえ捧げるそんな大人さ
いつしか時はながれ 大人になった俺が
相も変わらず心の中で叫び続けていた
いかした大人になりたいってよ
立ち止まって夜空見上げたのさ

いかした大人になりたい。良い言葉です。
そうですね。いかした大人になりたいですね。
そうです。いつの日かいかした大人になりたいです。