こんにちは
中山です。
先日毎年恒例となったふるさと納税をしようとサイトを見ていたところ
お仕事させて頂いた平戸市の返礼品に目が行きました。
昨年も平戸のなつ果ブリを選んだのですが、今年は昨年とはまた違った感情で
手を伸ばしました。
というのもふるさと納税って納税する理由で市町村へ税収の使い道を指定できるんです。
平戸でタクシーを利用した時の運転手さんの言ってたことを思い出しました。
「産業が死んでる」
都内での仕事が多い私からすると平戸はのどかな場所で、
環境的には人が住むべき場所なんではないかと思っていたので
その言葉を聞いて、生きている以上お金とは縁を切れない生活。
つまり仕事が絶対的に必要なんだと改めて現実を突きつけられたように感じました。
なので、地方創生の仕事(農業・水産業)を支持する項目に寄付しました。
ふるさと納税って実際住んでいる地域からすると税収が減っていて大変なんだよな。
と誰かが言っていました。
確かにそうなのかもしれないけど、それって人口流出とか残すべき文化や生活様式等を
考えるうえで自分をベースとして当て込みすぎなんじゃないかなとも思ったりもします。
納める税金すべてを地方に寄付しているわけではなく、ほんの気持ち程度の話だと思います。
「気候・風土・歴史・文化を読み込み、街つくりをする。」
弊社のミッションです。
都内で行うべき事、地方で行うべき事って全く違うなと思います。
新たに作り出すこと、維持する事、復活させること。
これまでに失われてしまった文化さえも思想とお金があれば盛り返すことができるのかもしれません。
ふるさと納税を通してお世話になった人の生活が少しでも豊かになり、
少しでも幸せになってもらえるように。少しでも。
そんな気持ちで今年もブリをおいしく頂きます。
それでは。