紺碧の空

コロナ自粛により遠隔ミーティングが主流になる予感があります。なぜ今までZOOMを使ってなかったのか不思議なくらいです。しかし、IT弱者の私はこの新しい時代の流れに乗ることが出来るか不安が隠し切れませんなどとは実はここだけの話しです。

自粛がテレビ界にも影響していることを感じます。このシーズンはコレといったドラマがありません。

ドラマ通の私もがっかりですが、しかし。突然占いしちゃいます的な番組が良いのです。確か8です。半端なドラマよりドラマです。バックに流れる音楽もハマっていて被占い者それぞれの人生がドラマとなって立ち上がってきます。この企画考えた人凄いです。

一方で再放送ドラマです。凪のお暇。この前の土日で6時間全部見てしまいました。来週の土日も6時間やりますがこれも全部見ます。思ったのですが良いドラマには一つ共通点があります。そう、時としてハッとする様な良い台詞が必ずあるのです。凪のお暇にもいくつもありました。「男女のすれ違いっていつだってセクシーよね」これおばあさんの台詞です。素晴らしい脚本家は詩人なのですね。尊敬します。

そんな中やはり朝ドラです。今週は勇気をもらえる予感すら満点です。

作曲家の主人公は飛躍するために自身の作曲の概念を変えなければなりません。周りの皆が気付いていますが、本人だけが未だに気付いていません。頑固にこれまでの自分に美意識を持っています。見ていてイライラするのですが、きっと気付いて早稲田大学の素晴らしい校歌を作るのでしょう。

今朝見ていて遠隔ミーティングを恐れる自分と重なりました。変わることが出来ない。しかもそれを年のせいにする。あり得ません。誰しもがコロナ後の新しい世界を前にして不安があるに違いありません。でも誰だって条件は同じです。ビビる必要なんかありませんね。あらゆることに果敢にチャレンジしましょう。立ちすくんでビクついている自分など見たくありません。

私達は歴史を体験しているのです。コロナ後にはあらゆることが急激に変化するのでしょう。明治維新や終戦の時と同じ時代の変わり目です。そんな体験が出来るのです。凄いことに違いありません。せっかくです。後世の人々に我々がやり遂げた姿を見せてやりましょう。あの時代の人達って強かったんだね、そのおかげで自分たちがいるんだねと言わせてやりましょう。

歴史の一員になれるチャンスが今ここにあります。