皆様
こんにちは。
中山です。
平成最後の○○というワードがメディアでも多発してますが、
ふと、これも日本人ならではなのかもしれないなーと思いました。
花火に対して日本人だけが楽しさと同時に寂しさも感じる唯一の人種とテレビで言っていましたが、
最後のとか、最終とか
何かの終末に思いを馳せることができるのは日本人のいいところなのかもしれませんね。
ある意味これも愛着なのかもしれません。
スクラップ&ビルドも、最早日本の習性とも言える建築方法ですが、
存続より一度終わらせる。
この課題も終わりを欲している日本人の精神が関係しているのかもしれないなと思いました。
無形のものを大切にする精神を持っているのに、
有形のものを大切にできないことが日本人の課題なのかもしれませんね。
釣りをする人は、共感できると思いますが、
長く使ったり、愛着があるタックルほど、捨てられないでずっと手元に
残してしまっているものですよね。
私は未だに小学生のころ買った最初のロッドを未だに持ってます。
都内でも各所再開発が行われて街がどんどん変わっていますが、
後に住民・利用者に愛される建築となるか、はたまた忌み嫌われてしまうような建築となるか。
100年後も残したい、これからもずっと残ってほしいと思ってもらえる建築をする鍵が、
やっぱり愛着にあるんじゃないかな~と思いました。
目の前にあるものに満足して、大切に育てる・直すことが、
日本の課題の改善策になるのではないかなと
改めて思った年末年始でした。
今年は、お雑煮あんまり食べなかったな。
心なしか昔より角もちが食べやすくなった気が・・・
それでは。