始めに言葉ありき。聖書にある深淵なる教えです。
これまで人並に読書をしたつもりですが、言葉と言葉を発する事の重要性についてはほぼ考えずに来てしまいました。その結果なのか瞬時の会話が下手になってしまい、人を引き付ける会話どころか、しっかり伝える、ごまかす、笑わせるなどとても難しいなと思います。時に自分にがっかりさえします。
いつだったか元ボクシングの世界チャンピオン輪島功一さんに、何事かを成し遂げたいなら勇気こそが大事だと教えられましたが、人を勇気づけるのも、人から勇気付けられるのも、自分自身を鼓舞して勇気を持つのも言葉無くしてはあり得ませんね。
周りの人のためになる良い言葉を上手に発したいものです。
下の詩は最近娘に教えてもらったものです。有名な詩らしいのでご存知かもしれませんが、このような言葉はいかがでしょうか。元気が出ると良いです。
「心に太陽を持て」
心に太陽を持て
あらしがふこうと、
ふぶきがこようと
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも心に太陽を持て。
くちびるに歌をもて
軽くほがらかに。
自分のつとめ、
自分の暮らしに
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、唇に歌をもて。
苦しんでいる人、
悩んでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。」
ドイツ詩人 フライシュレン