2016年7月

いつも大変お世話になっている、

ニコ設計室さんのオープンハウスのご案内をさせていただきます。

ニコさんが設計される住まいはいつも、

新しく建つ住まいが地球にとって、街にとってどういう住まいになるか考えられています。

↓下記ご案内文↓

「島岡さんの家」

東京都武蔵野市にて設計をさせて頂きました「島岡さんの家」が完成しました。


竹林のある公園に面していて、将来お店になるかもしれないスペースをもつ住宅です。

ちょうど、商業地域と住宅地のつなぎめにあるこの場所は、

一見とても素敵なロケーションなのですが、 周囲の視線にとてもさらされてしまう、
という欠点もあり、また周りの建物や空地の大きさが、
普通の家族の暮らしの大きさとはスケールがずいぶん違う、、、という場所でもありました。


まずは、体の大きさを包むのにちょうどいいお部屋や場所である事。
しっかりと生活が守られている事。


その上で、竹林や空や、風や、鳥たちや、舞う葉っぱ達と、
心地よく戯れられるおうちになったらいいなー、
とそんな事を考えさせていただいた住まいです。


将来、店に転用できるスペースを持っている事も、
この家の未来の風通しをよくしてくれるといいなー。。。。


ほーんと、これからが始まりの家。


この度、御厚意により、オープンハウスをさせて頂く事になりました。
この機会に皆様にのんびりと内覧して頂き、ご感想を承りたく、ここにご案内を致します。


お散歩するのが楽しい街です。
お誘いあわせの上、ぜひいらして下さい。

↑ご案内文↑



オープンハウスご案内

今回の物件でポーターズペイントもご利用いただきました。

是非新築やポーターズペイントをお考えの方は足を運んでみてください。

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柱には自然光があたっているが、壁には電球色のダウンライト。

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自然光のみ。

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家具と赤いペイント壁とのバランスが良い。

画像の石灰の白いムラが出ているグレーのペイントは

インテルのライムウォッシュのROCOCOというカラー

実は画像は全部同じROCOCOなのです。

自然光と黄色めのハロゲンのもとではまったく見え方が変わります。

自然光でも朝と昼と夕方でもまた色の見え方が変わるのですよ。

ROCOCOという色を構成している顔料は、

赤茶/焦げ茶/赤/黒 の4色

赤の要素が多いので黄色系の光を当てたときの見え方が、

シックではあるが少し暖かい印象を与えます。

赤みがかった家具との相性は抜群ですね。

浅賀

塗装(=塗る行為)が行われていたのは人類文明開始と一緒と言われています。その際日本で塗料として使われたのは漆です。ペリー来航と共に海外油性塗料が入ってきました。そこからでも塗料には150年以上の歴史があります。また漆工芸の権威であった堀田瑞松が漆を利用し明治18年「堀田さび止め塗料及び塗装」を特許第一号として登録されていたことを知り、驚きと今と昔の人の塗料への意識にどう差があるのか知りたくなりました。

先日、都内オフィスにてペイントさせていただきました。

今回の工事では既存ファンコイルユニットの吹き出し口が白であるということ、

そして天井を重たくしたくないということで、天井を MILK

壁面のベース色を QUARTER STRENGTH GREY PEPPER で塗り分けました。

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これだけの色の違いでも、天井と壁(左側)の色はほぼ同じに見えますね。

天井と壁を同色で塗ったときには、多くの場合は天井の色のほうが濃く見えます。

今回のように壁にもう一色使った場合には天井/壁が同色に見えれば、

ゴチャゴチャせずにすっきりとシンプルにまとまりますね。

とはいえその色を顔料の構成要素が近ければ近いほど尚良いので、

どの色が最適かということは私たちが提案いたします。

浅賀 剛

季節は夏真っ只中。

ただし梅雨なのでジメジメの日も多いです。

とにかく今年も連日暑くなりそうですが、

この季節になるとブルーのご用命が増えます。

ブルーは体感温度を2~3℃下げてくれるのです。

ポーターズペイントから涼しさのおすそ分け。

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Img_70827/11 PM6:00 のブルー