漆と塗料と特許

塗装(=塗る行為)が行われていたのは人類文明開始と一緒と言われています。その際日本で塗料として使われたのは漆です。ペリー来航と共に海外油性塗料が入ってきました。そこからでも塗料には150年以上の歴史があります。また漆工芸の権威であった堀田瑞松が漆を利用し明治18年「堀田さび止め塗料及び塗装」を特許第一号として登録されていたことを知り、驚きと今と昔の人の塗料への意識にどう差があるのか知りたくなりました。