みなさんこんにちは。
伝統文化萌えカラーコーディネーター安田です。
「心地よい空間」を追求する私たちポーターズペイントスタッフは、
空間の色と素材に留まらず、
温熱環境についてもよりよい空間提案ができるよう日々研鑽を積んでおります。
さて本日は、
私たちが取り扱う輻射冷暖房システムAHR&cを導入した空間体験をするため台東区にあるお寺へ行ってまいりました。
<障子の上に設置されたARH&c。サイズはオーダーにて調整可能です。>
<開口部の上に設置されたARH&c。色はダークグレーで、天井部や配管などの色と合わせてある。色もオーダー可能です。>
結果は、
「『快適』とはこのことをいうのか!!」
という嬉しい驚きでした。
そもそも、こちらのお寺は鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造で、無断熱で窓も単板ガラスという状況でした。
これは、言ってみれば
「夏はコンクリートが熱を持って、窓からもどんどん日射熱が入ってきて汗だく。冬はコンクリートがきんきんに冷え、窓からもどんどん冷気が入ってきて体の芯から冷える。」
ということで、温熱環境的には非常に厳しいものです。
実際、ARH&c導入前は部屋の空気も、床も、壁も、冷え切っており、とても長時間いられない状況でした。
それが、
今日は部屋の空気はそのままに、床はほんのり暖かく、壁の冷たさも軽減され、
なにより顔や体が直接暖められたため、ぽかぽかとするのです。
<無断熱のコンクリート空間にいても、足先までしっかり温まっている。>
そう、空気の乾燥はなく、風も音もないのに、「適温」である、というのは
少し不思議でもありつつ、この上なく心地よい空間なのです。
まずは是非皆さんにARH&cの空間を体感いただきたいです。
では。