弊社は企業活動を通じて『世のため人のため』に貢献します。
【海洋プラスチック問題】
世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トン。
そこへ少なくとも年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機5万機相当)が、新たに流入していると推定されています。
これにより海洋生物などの生態系に甚大な被害を与えており、近年各国でプラスチック製品削減の対策がとられています。※WWFジャパンから引用
壁紙(ビニールクロス)もそのひとつです。
日本の年間壁紙生産料は約7億m2。
その内の98%がプラスチック及び塩化ビニールクロスです。
年間廃棄量は10万トン。
そのうちリサイクルされるのが1%、残りの99%は埋め立てになるそうです。
日本では住宅、保育園や幼稚園、学校、病を治すはずの病院でさえ壁はビニールクロスが現状です。
言い換えれば、私たちは大きなビニールの袋の中で生活しているようなもの。
その状態がどのようなことになるか想像してみてください。
壁紙大国と言われるドイツでは8割が紙製、日本では9割がビニールクロスです。
本当にこのままでいいのでしょうか?
民間企業から日本の環境問題を解決し、且つ建築に価値を見出せるよう努力します。
石岡 慎吾