皆さん今日は。
伝統文化大好きカラーコーディネーターの安田です。
タイトルは京都の社員旅行で、とても印象に残った言葉です。
修学院離宮を見学した際に、宮内庁の案内役の方が仰っていました。
「建築やるんやったら先に『精神』を学んでな。
上辺だけでは本物は分からんよ。」と。
建築を見るとき、プロダクトを見るとき、
とかく「見た目」ばかりに目を向けがちですが、
「どうしてその見た目なのか」
という一歩奥の「精神」に足を踏み入れていくと、全然違う風景がそこにあるものです。
そしてその精神とは、
気候、風土、歴史、文化が育んだ結晶と言えるでしょう。
<寿月館 カラーハンティング (ピント合わず…)>
今の部屋の壁の色は何色でしょうか?
それはなぜその色なのでしょうか?
部屋の用途、照明、開口、家具、床の色、あらゆる要素が絡み合って、
その場所に適した色というものが必ずあります。
その土地だからこそ、その人だからこそ、ということです。
私たちは、
「何となく」とか「かっこいいから」といった上辺だけではなく、
『精神』からコンサルティングして、色のご提案をさせていただいております。
<窮邃亭の「陰」 光を通さない蔀戸により劇的に「光」を切り取る。>
さて、今年中に念願の「茶道」をスタートさせられるか…。
日本の建築を考える、つくる上で、避けて通れない「道」と思っています。
では。
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