AIとアナログ。

みなさん、こんにちは。

NENGO耐火被覆 牧野です。

最近、巷ではAIという言葉、見かけない日がないくらい

世の中に浸透してきました。

われわれ建築業界の中でも、人に代わって仕事をしてくれる

さまざまなシステムやロボットが登場してきています。

とは言いつつも、私自身は必ずしも建築業界のすべての仕事が

AIや機械にとって替わられるかというと、そうでもないと思っています。

やはり、生身の人間が生活するための施設・住宅である以上、

人間が持つ肌感覚(採用する材料の手触りや絶妙な寸法の調整、

色味と季節ごとの採光によって微妙に感じ方が変わる色彩の妙など)

は現場にいても、生身の人間のアナログな感覚に頼らなくては

ならない事が多いと感じます。

ですので、新しい技術に対して、危機感や全面的拒否感を示すのではなく、

AIとアナログの親和という観点から、住みよい建物や街づくりが

模索されるほうが、より無理がない快適な暮らしができるのではないかと

思っている次第です。

これから、どのように社会や人、建築業界が変わっていくのか?

取り残されないように、楽しみながら歩んでいければと思います。

それでは、本日はこの辺で。

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