一回目。一日目。一冊目。

第一回。
何を書きましょうかと悩み、会社のブログなので、やはり会社紹介か、とも考えたのですが、久しぶりのブログで、なんか指が固い。

もう少し言葉を発するように、自然体で、考えずとも指がカタカタと動くようになった時に、改めてNENGOの紹介を書きたいなと思います。
それまではもう少し河原の日常にお付き合いください。

年の瀬に入り、来年の目標を立てなければと思いつつ、今からでもできることを一つはじめます。

「広報たるもの、掲載された全ての情報を把握すべし。」

ということで、過去掲載された雑誌1冊づつ読んでいこうと思っています。この棚から始めます。

Img_3402

棚は他にもありますが、いつかは読み終わるでしょう。

記念すべき第1冊目は、皆さまもご存じ「pen」です。
2011年11月1日の号。旧社名のオリエンタル産業時代に施工した「新井薬師の家」が掲載されています。

Img_3408

Img_3409

Img_3410

この建物は昭和10年代に建てられた築年数70年以上の、再建築不可条件の物件です。
新築には出せない、時間が経過することでしか晒しだすことのできない味わい深さを感じます。

古民家の魅力ってなんでしょうか。
日本の伝統的な構法で建てられ、趣のある太い梁や柱など、その建物のオリジナリティが、現代の家屋には見られない落ち着きや深み、そして美しさを感じさせることですかね。

それとも、もっとシンプルに、木製建具のカラカラと鳴る音や、障子や襖が閉まるときに出るコツって音に、どことなく懐かしさを感じさせられるところでしょうか。

でも古民家の魅力の感じ方は、千差万別・十人十色なのかなと思います。

この雑誌に載っている建物は、そんな昔ながらの建物の魅力がしっかり引き継がれ、現代の暮らしにもしっかり調和するようなリノベーションが施された物件でした。

長くなってしまいましたが、まだまだ1冊目。
今後もあの棚を制覇すべく読み進めていきます。